01
コウジカビKoji
分解 — Decomposition
一週間ぶんの日記を、立てた問いに照らして読み解く。修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを参照しながら、原文から問いの核に触れる切片を抽出する。
出力:分析ワークシート、結果図、問いを照らす切片
縦書き・横書きいずれにも対応。日本語と英語で書き、考える人のための場。
CONCEPT
Oryzaeは「問い」を中心に据えた執筆アプリです。あなたが今いちばん考えたい問いをひとつ立て、その問いに沿って一週間日記を書く。週末、コウジカビ・乳酸菌・酵母の三段階を経てAIが文章を分解し、ふたたびあなたへ手渡します。要約ではなく、思考を進めるためのささやかなインスピレーションとして。
いま気になっていることを一文の問いとして書き留める。これが発酵の中核となる。
縦書きの白い紙に、思いついたことをそのまま綴る。誤字も、寄り道も、書いた跡として残る。
週ごとに、あなた自身の言葉から醸成された手紙とキーワードが返ってくる。読むのは、また書きはじめるため。
THREE MICROBES
Oryzaeの内部では、糠床のような三つの微生物がそれぞれ別の役割を担い、あなたの一週間の言葉を醸成する。
01
分解 — Decomposition
一週間ぶんの日記を、立てた問いに照らして読み解く。修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを参照しながら、原文から問いの核に触れる切片を抽出する。
出力:分析ワークシート、結果図、問いを照らす切片
02
手紙 — A letter
切片とワークシートを参照して、問いをめぐる思考の変化を整理する。要約ではなく、書き手の語彙からあえてずらした言葉で、500字ほどの詩的なコメントが綴られる。
出力:500字の手紙
03
キーワード — Widening
問いに囚われすぎないよう、視点を少し引いた角度から差し出すための語が3〜5つ生成される。「死者の自律性」「生者による死者の活性」のような短いフレーズが、想像の余白を広げる。
出力:3〜5のキーワード
THE APP
Editorで日々書き、Boardで並べ、Jarで一週間を俯瞰する。週末、Letterがあなたへ届く。書く・整える・眺める・受け取るを、それぞれの場所として。
今日は何を感じましたか?
現在の問い · 自然環境を身に宿すためのデザインとは?
— Oryzae より、第18週の手紙2026.05.03
あなたは「死者と生者はどのように共生し続けられるのか」という問いの周りを、一週間ゆっくりと歩いていた。夢のなかで現れたYは、しゅるしゅると胎児にまで縮みながら去ったという。それは喪失の場面であると同時に、起源への回帰であり、円環としての生死観をかすかに照らしている。書き手はこの一週間、分析ではない仕方で大切な存在に向き合うことの必要に気づきはじめている。忘却もまた、共生のひとつのかたちかもしれない、と。
PHILOSOPHY
i
縦書きと余白、明朝体。デジタルの整理整頓よりも、たしかに自分が書いたという手の感覚を優先する。
ii
AIの返答はあえて遅らせる。週に一度、手紙のように届くことで、やりとりは情報処理から関係性に変わる。
iii
即答ではなく、醸成。ぬか床が家ごとに固有の味になるように、思考もまた書き手の時間と微生物叢を吸って熟していく。
iv
最終的にはツールに依存せず、自律的に自己と対話できるようになることを支援する。Oryzaeはそのための補助輪。
系譜
Oryzaeは、ジャーナリングを通じた自己対話のためのアプリ「Pickles」(2020–) の知見を引き継いでいます。研究の文脈は ephemere.io をご覧ください。
QUESTIONS
Picklesは日記そのものを書く場でした。Oryzaeは「問い」を中心に据え、書かれた言葉を発酵プロセスにかけて返すという、書く前後の時間まで含めて設計し直したものです。
いいえ。縦書きをデフォルトとしていますが、ワンクリックで横書きに切り替えられます。フォントも明朝とゴシックを選べます。
あなたが立てた「問い」と、その週に書いたエントリーのみです。問いに紐づけなかったエントリーは発酵に含まれません。
英語をはじめとする多言語に対応しています。縦書きは日本語・中国語に最適化されています。
あなたが書いた日記と「問い」は、暗号化してサーバーに保存され、本人と発酵プロセスのみが読み取ります。第三者と共有されることはありません。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。